幸せ

自分は幸せになるために、生まれてきたのではなかったか。
私の幸せとは･･･昔はひとの「歯車」を回したかった。
周囲の人に明るくなってほしかった。
大昔だ・・・（4年前？夢の職についていた頃・・・）
結局、自分が幸せじゃないと、満ち足りていないと、周囲に優しくする事なんて出来ないんだ。
頭の声が、聞こえるようになってから、私はボロボロになった。
自分のことも他人のことも、どうでもよくなった。
でも、頭の声が聞こえるようになってからも、「他人を幸せ」に、しようと努力していたら、結局は自分も幸せになっていたかもしれない。
この職についていなかったかもしれない。
もっと夢のある仕事が、自分の技術を生かす仕事が出来ていたかもしれない。

だが、今はもう、あとの祭り。
毎日を、なんとか乗り越えて、行く事しか出来ない。

私の頭は、他人に、ただまとわりつく野郎共！ハエやゴキブリのような連中･･･に明け渡す頭ではない。
周囲の人間は、まるでテレビの前のワイドショーに、群がる人間達だ。
ハエや蚊のように、一斉に群がる、すごい怖い団体。

毎日、同じ事のくりかえしだ。
後ろ向きになるのはやめたいが、原田さんは、頭にじっとりとくっついて私の思考を、すべて吸い尽くしそうな勢いだ。
Ｈさんは、とんでもない登場の仕方をしてくるし（自分を最大アピール）、Ｙカケさんは、私を脅そうとしているようだし、いったいどうなっているんだ。

皆に注目されたくない。
人間一人一人はこんなにも、軽いのか、価値がないように思える。

ジムに二日行かなかった。それで外界になにか変化があったのか？
外界・・・私にとっては、他人に頭を思考を、乗っ取られる私は、外は「外界」でしかない。