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映画「象の背中」 [日記]

映画「象の背中」を見ました。
4ヶ月くらい前の、日曜洋画劇場をビデオで撮ってあったんです。

肺がんで余命半年、と宣告された主人公の家族の絆、夫婦愛を描いた映画です。

監督は井坂聡。
主役は役所広司・その奥さんに今井美樹です。

以下↓、鑑賞コメントですが、内容をばらしてしまっているので、これから見る人は、読まない方がいいかもしれません。
ストーリーを知ってよい方だけ、見てくださいね。

主人公の妻の、今井美樹がとてもキレイです。奥ゆかしくて、聡明で、夫に懸命に尽くします。
主人公の子供達も、年頃で、一見難しそうに見えるのですが、優しく、元気でスレていません。
父親をとても愛しているのがわかります。

映画に出てきたほかの人物は・・・癌であと1年の余命のおじさんなんて、会社は倒産し、奥さんには出て行かれ、寂しい最後を迎えるのでは・・・と予想してしまうのですが。
そのおじさんとは雲泥の差。

主人公には、ずっと会っていなかったけど、死を悲しんでくれる友人・兄弟もいる。
入ったホスピスはリゾート地の別荘のように、海が目の前で、キレイで広い。

「家族が死を迎える」話の家族の見本のようだ。
皆、死に行く父親を気遣っている。一生懸命励ます。
残された時間を精一杯楽しいものに変えようと努力している。
さびしくて 泣きたい時は、素直に泣く。
こんな家族に支えられて、最後を迎える主人公は、恵まれているといえると思う。

でも~浮気肯定映画?
こんなに良妻賢母の奥さんがいて、子供にも恵まれているのに、どうして愛人がいるの?
自然に当たり前のようにいる。
奥さんには、「また生まれ変わっても君にプロポーズするだろう」なんていうのに、浮気してるのかよ!って。
生まれ変わっても、浮気はくりかえしそう。
こんなに申し分のない境遇で、浮気してるから肺がんになったのでは・・・。
しかも浮気相手をホスピスにまで呼び出すし。

浮気をきれい事にしていることに、抵抗が残りました。

全体は「死」を迎える人間と、その周囲の人たちとの心の交流の話なのですが。
純粋な心で精一杯生きている姿は、伝わってきました。

でも・・・なんの罪意識もなく、浮気かよって。
ビデオで見て十分かなあ。
そうそう、タイトルの「象の背中」の意味は、象は自分の死を悟ると、群れからはずれて、死に場所に向かうからだそうです。



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